DD54 国鉄DD54製作記
遠い昔HOゲージでDD54を製作し、その製作記が雑誌鉄道模型趣味に掲載されました。
その製作記をご覧ください。
DD54型ディーゼル機関車の解説は下にあります。
当時走行させていたレイアウトはこちら

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鉄道模型趣味 1974年1月号
             株式会社機芸出版社


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 PCの中に
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悲運のディーゼル機関車DD54
 DD54型ディーゼル機関車は短命で「悲運のディーゼル機関車」と呼ばれています。しかし、他のディーゼル機関車と異なる、その斬新なスタイルは鉄道ファンを魅了しました。
 昭和40年頃にDD51型ディ−ゼル機関車がほぼ本線用ディーゼル機関車として地位を確立した頃、ディーゼル機関2基のDD51ほどのパワーを必要とせず、蒸気機関車のC57、58を使用している亜幹線の無煙化のための機関車が計画され、ディーゼル機関を1基搭載とし車両価格、燃料費、保守費などの省コスト面からこのDD54は企画されました。
 昭和41〜46年に40輌が製造され、福知山機関区・米子機関区に配置、山陰本線・福知山線・播但線で運用され、寝台特急「出雲」の牽引にも活躍しました。
 純国産のDD51型とは異なり、三菱重工とドイツマイバッハ社提携のディーゼル機関とメキドロ社の液体変速装置を搭載して新たに技術開発され生まれました。ただし騒音と排煙と変速時の衝撃は相当な物だったようです。
 しかし技術開発力が不十分だったのか機関や変速機のトラブルが多発し休車も多数に及び残念ながら1号機から13年、最終機製造からわずか8年の、昭和54年までに全機が運用から退き、その後任は結局DD51が務めました。
 現在京都鉄道博物館に保存展示されており、その雄姿を今に伝えています。

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